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糖尿病は怖い病気です!
糖尿病になると、血糖が高い状態が続くこと(高血糖)により、細小血管合併症を引き起こす可能性が高くなります。
○細小血管合併症とは
高血糖によって細かい血管が傷つくことで起こります。
・糖尿病性腎症 ⇒ 透析を始める原因の第1位です。
・糖尿病性網膜症 ⇒ 大人が失明する原因の第2位です。
・糖尿病性神経障害 ⇒ 足がしびれたり、痛くて眠れない
…などの症状が出て、足の切断に至ることもあります。
不整脈による突然死が起こる危険性もあります。
○血糖とは
糖質(炭水化物)は、私達の生命を維持する栄養素の1つです。
糖質は消化されてブドウ糖となり、血液中から全身の細胞に取り込まれてエネルギー源として利用されます。
血液中のブドウ糖を「血糖」といい、血糖値とは、血液中のブドウ糖の量を表しています。
糖尿病は、血糖値が病的に高い状態です。
血液中の血糖値は、様々なホルモン(インスリン、グリカゴール、コルチゾールなど)の働きで、正常では、常に一定範囲内に調節されています。
※インスリン
インスリンは、血液中のブドウ糖を筋肉や肝臓などへ取り込み、血糖を下げる働きを持つホルモンです。
○Ⅰ型糖尿病
インスリンを作る膵臓の細胞が何らかの原因で破壊され、インスリンが作られなくなり糖尿病になります。
子供や若年層に多くみられます。
○Ⅱ型糖尿病
インスリンの分泌が少なくなったり、働きが悪くなるため起こります。
日本の糖尿病患者さんの90%がⅡ型糖尿病です。
主に中高年以降にみられます。
Ⅱ型糖尿病の主な原因は、内臓脂肪の増加、運動不足による肥満と言われています。
肥満以外にも、遺伝、環境、ストレス、加齢、食べすぎなども原因と言われています。
○症状
・尿の量が多くなる(多尿)
・のどが渇いて、水分をたくさん飲む
・体重が減る(糖が尿に出るため、体の蛋白質や脂肪を利用してエネルギー源とし、その結果体重が減る)
・疲れやすい
※Ⅱ型糖尿病は、気づかないうちに発症し、ゆっくり進行します。
○糖尿病の改善予防
治療の基本は、早くコントロールを!
☆食事療法
・食べ過ぎに気を付ける
・朝・昼・晩と規則正しく食べる
・間食は避ける
・ゆっくりよく噛んで腹八分目
・食品の種類はできるだけ多くバランスよく
・脂質と塩分は控えめに
・緑黄色野菜を摂る
・食物繊維を摂る
☆運動療法
・運動により筋肉でブドウ糖や脂肪の利用が促進され、血糖値が低下します。
さらに運動を続けるとインスリンの働きが良くなり、血糖コントロールも良くなります。
☆薬物療法
・Ⅱ型糖尿病では、食事療法と運動療法を2、3ヶ月続けても、
血糖コントロールがうまくいない場合に、 お薬による治療を開始します。
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